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高次元フェチと悩殺クラスのハードメガエロスの海の波間にただようごとく、かなえられてゆく願望と刷り替えられてゆく願望に酔う。

さて、就寝前に酒とエロ漫画の日々。を拝見させていただいてて「しまった」と思ったので書いときます。私がキモチよさそうなナカダシも派手に汚してくれるブッカケも大好きなせいで、すっかり区分するのを忘れていた『射精の形態』の項目をレビューに追加させていただきました。まったく以て準備不足の見切り発車だった弊害ですが、まあ、やりながら徐々に直したり追加して行ければいいんじゃないかと(爆)。
Госпланさまマジ感謝です。

また、数日前にkarimikarimi様のプログでこんなの『[漫画]○○といえば○○ 代名詞のあるエロ漫画家 その1』を拝見し、フェチについてまたいろいろと改めて考え直してたりしてたのですが、所謂、萌えアイテム的なものと、エロの行為でもリアルではアブノ扱いされるディーププレイなものでは、別次元のフェチとして捉えた方がいいのかな、と思ったりしましたので、この辺はまだ私自身でもきっちり分類できてないのですが、とりあえず今のところ4分割して区分することにいたしました。
karimikarimiさまマジ感謝です。

ところで私はおもしろい成コミが大好きなワケですが、当然おもしろいの語彙よろしく、いろんな意味が含まれてるワケで、タトエバ男と女が肉体で奏でるドラマとして、あるいはドラマチックな展開に於いて提供される、晴れ晴れとした高揚感としてのそれとか、絶妙の展開やマで、あるいはシグサで思わず笑かしてくれるそれとか、ストーリーの妙としてのそれとか、心にかなう。好ましい。望ましい。という意味でのそれとか、趣が深いという、まんまの意味までそれこそ種々様々ではありますが、エロ漫画にもまたいろんな手法があるワケで、人の性愛こそをモチーフにして漫画こそを魅せた作品から、それこそリビドーを刺激するための展開に終始したものまで非常に幅広く、漫画で訴えるものとエロ作画で訴えるものに、よほどの齟齬がない限りに於いては、ほとんどのエロ漫画を愛していると言っても過言ではない私ですが、そんなワケで、

本日お届けしますのは、レビュー第4弾にして当プログ初めて普通に超弩級エロ漫画な、

ここのき奈緒『Second virgin』 MEGASTORE COMICS コアマガジン ISBN978-4-86252-512-3 2008年11月19日発売

Second virgin


なのですが、
超弩級エロ漫画といういぜんに、高次元フェチ(近親相姦・ダークサイコ・フタナリ・アナル・二穴・二本挿し・露出・精液口移し・大量精飲・ぶっかけ汁まみれ・等等)がてんこ盛りなため、あんまり普通ではないかもですが、それらが守備範囲な方で、よーするにドエロでアブノでおもしろいエロ漫画のファンな方はぜひチェックしてみてくだいまし、ということです。この作品には、いろんな意味でのおもしろいが詰まっておりますがゆえ。

それ以外の方には目の毒なので読まない方がよろしいかと。

なお、カバー内も素晴らしいですよ。先に外してもだいじょぶです。


消し:透過度10~60%の中細網線消し中心
ヒロイン:推定ハイミドルティーン~28歳くらいまで(フタナリ1名・疑似フタナリ1名を含む)
お相手:弟・同級生・年上などバラバラ
乳:並乳1名除けば巨乳
陰毛:そよそよ
性器形状:男女ともにリアル。さらにアナル・唇・オッパイさえも第二第三の性器レベル。
挿入描写:トーンの貼り方が上手く粘着質なうえ、汁描写も美麗。固定連続ゴマを描くことに抵抗があるのか、常に視点がムーブしてるところに4コマ連続固定ピストンとかを上手く挿入できればほとんど宇宙レベルたけど、現状エロ技法的にはほとんどのものがトップレベル。
射精形態:膣内8・口内4・ぶっかけ9
カラミの手法:ぶつかり愛中心。コスを活かした半脱ぎも使用しつつ基本的には裸同士の肉弾戦で、蝉のようにしがみつきながらのゼロ距離えっちも純愛系ではメイン。と、まさに至れり尽くせりな教科書通り。
萌フェチ:黒レース下着・裸エプロン・ボンテージ・ボンタイが優・半脱ぎ・眼鏡っ娘3名など
軽フェチ:フェラチオ・クンニ・パイズリ・目隠し
濃フェチ:フタナリ・間接的催眠
高次元フェチ:姉弟相姦・アナル・二穴・二本挿し・精飲・お掃除フェラ・精液口移し・大量精飲・ぶっかけ汁まみれ・露出
性行為の属性:姉弟純愛・成り行き・間接催眠。
乙女の符号:処女はいるけどアナル姦なので乙女の符号は無し
ハードコア度:★5
ぶつかり愛:★4の上
想いのエロース:★4の上
エロ作画力:★5
エロ作画技法:★5
エロのコマ展開力:★5
総合エロ度:★5
作画力:★4の上
キャラデの魅力:★4の中
心情描写力:★5
漫画展開力:★4の中
総合漫画力:★4の中
属性:かなえられる願望・刷り替えられる願望。

作品評価:91点(★5)

宝物度:神

3冊目の成コミ(通算も3冊目)


『あねかた。』(カラー4頁含む24頁)

あねかた。

寝てる姉に精液をぶっかける弟という奇天烈な図からはじまる物語は、弟の告白シーンだけは唐突感が強く、もう少しタメをつくってからインパクトで魅せつけ、台詞いじょうに姉弟の表情の移ろいこそで展開して欲しかったという面はあるけど、いざエロシーンに突入してしまえば抜群のコマ展開でエロースをひたすらに撒き散らし、口内射精で決めるエンドまで抜群の流れをキープし、ミゴトのひと言。安易に膣内射精しなかったことにより、きっちり日常劇としてのリアルを保たせた作家性も素晴らしい限り。欲を言えば「結局 朝まで全力疾走 5回も…」は、できれば台詞じゃなくて漫画で提示して欲しかったし、残りの4回戦をはしょらずに担当に無理言って8頁追加もらって欲しかったと、無理を言いたくなるくらいの充実内容。

『あねかた。2』(20頁)

あねかた。2

後日、姉弟で盛りまくってるところを友人に発見されてしまった姉という図からはじまる続編は、その友人の存在をミゴトに活かしてエロシーンに雪崩れ込み、二人の絆をさらなる深みまで昇華して、極上エロースまみれでエンド。特に、二人の関係を心配する友人が間に入って正しい性のあり方を身を以て教授しようとするシーンでのチンチンの反応の素晴らしさがマーベラスと言うかハラショーと言うかバグースと言うか、もうチンチンとマンコの愛がホントにミゴトと言うしかほかにありませんでした。弟のチンチンに頬ずりする姉に、ただうっとり。流れも淀みなく非の打ち所もございません。

『あねかた。2.5』(描き下ろし16頁)

あねかた。2.5

さすがに16頁なので挿入はぶち抜き1頁のみとエロ的ボリュームは1・2話にはかないませんが、それでも連続6頁のパイズリからの射精シーンは作画能力の高さも手伝い極上ワインの酩酊感すら醸し出してくれていて、個人的にならこのシーンだけでも抜けます。漫画部分もきっちりつくりこんでてオマケ感覚で終わってないところが素晴らしい限り。

『トはあいかわらず友達のト』(24頁)

トはあいかわらず友達のト

1冊目『Virgin』収録の『トは友達のト』シリーズ第5弾です。第1話は調教が始まった途端に快楽堕ちしてしまうという部分が勿体なかったですし、2話以降もアイデア先行が目立ちましたが、さすがに現在スキル方面の大幅アップを魅せつけ、アイデアのもたらすドキドキを活かす展開力で、絶妙のサプライズでキュンを上乗せして、ラストまでひた走ります。これもミゴトなデキ。でもシリーズ未読だとシチュの意味が解らないかもですね。

『源エリカの憂鬱』(22頁)

源エリカの憂鬱

本作のヒロインは『あねかた。2』登場の女教師なのですが、女生徒から告白されてしまいます。その女生徒は通販で購入した妖しげなアイテムで願いをかなえ、フタナリさんになってしまっていたのでした。あとはもうスイッチ入っちゃったエリカ先生がひたすら攻めまくるのですが、抜かずの2回線は攻守逆転で異なる反応が拝めて味わい深いです。欲を言えばラストだけはもちっと強烈にして欲しかったけど。

『永瀬ひとたび』(22頁)

永瀬ひとたび

バナナの皮ならぬバレーボールを踏んづけてスッテンコロリな男バレマネージャーな女生徒が気づけばボンタイのみ残しスッポンポンという図からはじまる物語は、『裸の王様』感覚で突き進む、所謂、騙し劇なのですが、自分が裸に見えてしまうことへの気恥ずかしさが、露出劇的空間をつくりあげ、劇中ネタバレ時にはすでに恥辱に陶酔しきった状態をつくりあげ、淀みなく輪姦へと移行する流れが抜群。ただし、アイテム的なハード感覚を優先するあまり、1対1時に比べれば輪姦時のギチギチ感はやや不足気味。まあそんなことはどうでもいいくらい、アイデアの昇華が素晴らしかったです。

『breakfast club』(18頁)

breakfast club

1冊目『Virgin』に於いて、著者が己のアイデンティティーをアピールしようとして結局は砕け散った、というか催眠調教ということ自体が相当に難しい分野で、遠くにある物語を突きつけられているみたいなところへ落ち着いてしまったという、所謂、偉大なる失敗作『不条理催眠凌辱三部作』と同一の方向性をもつ作品なのですが、コアマガジンでの2作目に当たるため相当に古いです。ただしこの方は古いとかはあまり関係ない作家様かもしれません。コアデビュー作に当たる『委員長の撮影会』は最後の最後にリアリティーを失うものの、それまでは抜群のも流れをつくってましたから。そんなワケで先ず結論から言うと、堕ちの過程を提示するための表情の移ろいによるコマ展開に若干の甘さがある以外はほとんど展開に澱みはありません。欲を言えば、ラストのコマはコワイものを含んだ表情にするべきだったんじゃないかと個人的に思う程度です。で、肝心の作品の方ですが、通学電車を2本遅らせてしまったため不条理な車両に乗り合わせることになってしまった女生徒の悲劇を、陶酔による刷り替え幸福劇として描いたサイコな作品で、便宜上『不条理ダークサイコ系』と定義。1冊目の収録からこぼれ落ちた理由はおそらく男女性器の結合シーンが無いということだと思われますが、なかなかどうしてミゴトなまでの口中セックスがたたみかれられます。これも精飲が引き金になる一種の催眠暗示効果ですね。

『house work』(20頁)

house work

フタナリセールスマンと奥様のお話です。前振りを苦労して面白くしようとしたワリには最終的に在り来たりの情話に落ち着いていて、著者としては極めて突き抜けてません。三人称で描いてるのですが、この作品に限ればフタナリさんこそをクローズアップさせた方が圧倒的におもしろかったかなと。

『Lucky Lookin'for Blind Men Circus Show』(20頁)

Lucky Lookin'for Blind Men Circus Show

姉弟主演の『不条理ダークサイコ系』の発展系です。既視感を絶妙なスパイスとして用い、現実から催眠世界にいざなってくれる演出に澱みがなくミゴトです。適度なシュール感覚の夢現といってところでしょうか。作劇自体が命な作品なためストーリーには触れられませんがご勘弁を。

『Lucky Lookin'for Blind Men Circus Show #2』(24頁)

Lucky Lookin'for Blind Men Circus Show #2

別ヒロインによる続編です。著者後書きで「もうちょっと突き抜けたかった」とありますが、なかなかどうして素晴らしかったですよ。ゾクゾクきましたし、6年前の『胃之上奇嘉郎』思い出しちゃいましたもん。ただやっばりエロシーンはチンチンの本数とかに頼るより斬新なアイデアで魅せて欲しかったというのはありますが、ラストもなかなかのもので、たいへん美味しゅうございました。


なお私は2冊目『壁の中の天使』を読んでないのですが、このレビューを書き上げるまでは、これ以上の情報を入れたくなかったので意図的にまだ購入しておりませんが、ご勘弁を。

作品の方向性は、思いっきり不埒でデレデレな姉弟相姦純愛ドラマ・サイコ系・幻想譚・昼ドラ系・騙し輪姦・サプライズ系など思いっきり多岐にわたっているうえ、あまつさえアナル・二穴・二本挿し・露出・精飲・ぶっかけ汁まみれなど高次元フェチ要素も盛りだくさんです。サイコ系の作品ほど男性はアイテム化され、純愛系の作品ほど男女の裸のぶつかり愛が多くなります。

エロ作画技法的なことは文句の言いようがないレベル。エロシーンに関して弱点になりうるものは近作ではほとんど改善されているため、こちらも提言することはございません。

巻頭連作の『あねかた。』は漫画展開も好く、背徳感を忘れ去るくらいのレベルのエロースにまみれてて、これだけでも滅茶ステキなのですが、露出系・サプライズ系の展開力にも優れ、『不条理ダークサイコ夢現系』の作風が滅茶素晴らしく、今後さらに磨かれていったらいったいどのようなものが出現するのか、そんなことを想い巡らすだけで失禁しそうな私ですが、ともあれ『ハードメガエロース』で『濃い口エロ』で『高次元フェチ』で、かつ『おもしろい成コミ』を求められる方なら、絶対ゲットしておきなさいレベルの一冊であることを最後に声高らかに叫んで、私の拙い文章で作品の好さをいったいどこまで伝えられたかは疑問ですが、この辺で結ばせていただきます。

アナタノはあとニハナニガノコリマシタカ。

ドキドキとキュンキュンとゾクゾクをお届けできれば幸いです。

以下、単なる四方山話ですので収納

現代知らずの五十郎ゆえ試行錯誤な五里霧中に悪戦苦闘のシアワセまみれが続いておりますが、成長は亀のごとくゆるゆるとしてゆくつもりですのでまったりとお待ちいただければ幸いです。

書きたいことはたくさんあるのですが、時間との闘いが続いておりますがゆえ、また後日。

とりあえず11/22購入の成コミは以下の通り

秘蜜の花園 2 初回限定特装版/某零/オークス
ネイキッド☆ガール/小林王桂/コアマガジン
PARADAISE LOST/天竺浪人/コアマガジン
巨乳淫楽園/北御牧慶/久保書店
粘膜接触空間/わらしべ/富士美出版
淫虐の螺旋/紫恩/富士美出版
純愛サディスティック/じゅら/富士美出版
う乳首/中嶋大佐衛門/東京三世社
えっちな がーるず☆/天乃紅葉/松文館
世棄犬廃品集 II/世棄犬/メディアックス
母×恥辱姉×淫欲妹/笹峰ひでとし/メディアックス

書きたいのがたくさんあるのですが、書けません。もうそろそろ今年の極私的ベスト10候補の作品の紹介に移らないと間に合いそうもないからです。もうすでに手遅れな気もしますけど。

そんなワケで次回は新作ではなくて『くろ』の『正しい彼女の愛し方』(ジーウォーク)をやります。

作家特集はとてもやりたいのですが、来年と言うことで…。

来週中には、なぜ私がプログを開設したかとか、そんなのを書きたいと思ってますが、どうなることやら…。

ともあれ、私を支えてくださる諸先輩方ならびに読者の皆々様に心より感謝を。

今後もワガママな視点から、泣きたくなるほど大好きな作家様への愛を身勝手に叫びつづけてゆく所存ですが、もし皆様の心に残る作品を1本でも紹介できましたらなお幸いです。

天然猫肉汁アリス缶詰敬白

theme : 成年コミック・マンガ
genre : アダルト

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天然猫肉汁アリス缶詰

Author:天然猫肉汁アリス缶詰
辞めると宣言しながら、突発的に雑記を書いてしまいましたが、これでお終いです。
今後はコメントおよび拍手コメントへの返礼以外の更新はございませんのでご理解いただきたく存じます。
短い間でしたがご愛読本当にありがとうございました。

天然猫肉汁アリス缶詰敬白

2009/5/22

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